レートの動きにレンジを追随させることで、収益機会を増やす効果が期待できます。レンジシフト機能をONにした場合、リスク管理等の観点から、ストップロスの設定が必須となります。
■レンジシフトの判定と条件
レンジシフトの判定は毎営業日の取引終了時に行われ、以下の条件を満たすことで発動されます。発動後の新たなレンジは、次の取引開始時に反映されます。
■シフトするレンジの幅(シフト値幅)の計算方法と移動イメージ
レンジシフトが発動した場合、設定されているトラリピのレンジ・トラップ本数などをもとにシフトするレンジの幅(シフト値幅)がシステムで自動計算され、買いトラリピであれば上方に、売りトラリピであれば下方にシフト値幅分、レンジが移動(シフト)します。
※シフト値幅は設定されているレンジの概ね半分のイメージとなります。
※シフト値幅分移動しても終値がレンジ内に収まらない場合は、終値がレンジ内に収まるまで「シフト値幅×整数倍」分、移動します。
【例】
USD/JPYの買いトラリピ(レンジ140円~150円、トラップ本数11本、ストップロス135円)でレンジシフト機能をONにした場合
※シフト値幅は5円(算式:(150円-140円)÷2)
USD/JPYの終値が152円の場合、レンジ上限の150円を超えているため、レンジシフトが発動し、シフト値幅(5円)分だけレンジおよびストップロスが上に移動します。
USD/JPYの終値が157円の場合、1回のシフトでは終値(157円)がレンジ内に収まらないため、さらにもう1回(合計2回)、シフトします。この場合、レンジおよびストップロスは上方に10円(シフト値幅5円×2)移動することになります。
■レンジシフト機能を有効(ON)にする方法
新規トラリピ設定時
トラリピ注文画面で「レンジシフト」にチェックをご入力ください。
(PC)トラリピ注文を設定する
(アプリ)トラリピ注文を設定する
設定済トラリピへの追加
「トラリピ詳細」画面で「レンジシフト」にチェックをご入力ください。
(PC)設定しているトラリピ注文を修正する
(アプリ)設定しているトラリピ注文を修正する
(ご注意ください)
レンジシフト機能を有効(ON)にする場合、以下の条件を満たしていただく必要があります。