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  • No : 5655
  • 公開日時 : 2025/03/17 09:00
  • 更新日時 : 2025/03/21 12:34
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レンジシフトとはどのような機能ですか?

回答

トラリピで設定したレンジに対し、レートが「利益が出る方向」にレンジアウトしたときに、レンジがその方向に移動(シフト)する機能です。

レートの動きにレンジを追随させることで、収益機会を増やす効果が期待できます。レンジシフト機能をONにした場合、リスク管理等の観点から、ストップロスの設定が必須となります。

 

■レンジシフトの判定と条件

レンジシフトの判定は毎営業日の取引終了時に行われ、以下の条件を満たすことで発動されます。発動後の新たなレンジは、次の取引開始時に反映されます。

買いトラリピ
取引終了時の終値がレンジ上限を上回った場合
売りトラリピ
取引終了時の終値がレンジ下限を下回った場合

 

■シフトするレンジの幅(シフト値幅)の計算方法と移動イメージ

レンジシフトが発動した場合、設定されているトラリピのレンジ・トラップ本数などをもとにシフトするレンジの幅(シフト値幅)がシステムで自動計算され、買いトラリピであれば上方に、売りトラリピであれば下方にシフト値幅分、レンジが移動(シフト)します。
※シフト値幅は設定されているレンジの概ね半分のイメージとなります。
※シフト値幅分移動しても終値がレンジ内に収まらない場合は、終値がレンジ内に収まるまで「シフト値幅×整数倍」分、移動します。

 

【例】

USD/JPYの買いトラリピ(レンジ140円~150円、トラップ本数11本、ストップロス135円)でレンジシフト機能をONにした場合
※シフト値幅は5円(算式:(150円-140円)÷2)

USD/JPYの終値が152円の場合、レンジ上限の150円を超えているため、レンジシフトが発動し、シフト値幅(5円)分だけレンジおよびストップロスが上に移動します。

 

USD/JPYの終値が157円の場合、1回のシフトでは終値(157円)がレンジ内に収まらないため、さらにもう1回(合計2回)、シフトします。この場合、レンジおよびストップロスは上方に10円(シフト値幅5円×2)移動することになります。

 

■レンジシフト機能を有効(ON)にする方法

新規トラリピ設定時
トラリピ注文画面で「レンジシフト」にチェックをご入力ください。

(PC)トラリピ注文を設定する
(アプリ)トラリピ注文を設定する

 

設定済トラリピへの追加
「トラリピ詳細」画面で「レンジシフト」にチェックをご入力ください。

(PC)設定しているトラリピ注文を修正する
(アプリ)設定しているトラリピ注文を修正する

 

(ご注意ください)
レンジシフト機能を有効(ON)にする場合、以下の条件を満たしていただく必要があります。

  • 決済トレールの併用は不可
  • ストップロスの設定が必須
  • 利益値幅がシフト値幅より小さいこと
  • レンジシフト機能を有効(ON)にするタイミングで(新規トラリピ設定時を含みます)、その時のレートが設定されているレンジ内にあること
  • トラップ本数が2本以上であること
  • (既存のトラリピに追加する場合)当該トラリピを初回設定してからトラップ本数が変わっていないこと

 

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