■「有効」の状態
レートが注文価格に達すれば成立する状態の注文です。
■「待機中」の状態
注文しているが、別の条件を満たしていないため、まだ有効ではない(レートが注文価格に達しても成立しない)状態の注文です。
例を用いて解説いたします。
(例1)現在レート:101円
『100円で買って → 102円で売る』というイフダン注文を発注(図1)
図1
イフダン注文における「状態」は
・新規 買:100円 … 有効
・決済 売:102円 … 待機中
この場合、レートが101円から102円に上がっても、売り注文は成立しません(図2)。
図2
成立しない理由は、“100円で買う注文が成立していないため”、です。
つまり「待機中」とは、その価格で発注こそしているものの、別の条件(この場合は100円の買い注文が成立すること)をまだ満たしていないため、有効ではない注文を意味しています。
(例2)現在レート:100円まで下落(図3)
図3
“100円の買い注文が成立する”という条件を満たしたため「状態」が
・新規 買:100円 … 成立済
・決済 売:102円 … 有効
へと変化します。
「有効」へと変化したので、レートが注文価格(この場合は102円)に達すれば成立する、という状態を意味しています。
(例3)現在レート:102円まで上昇(図4)
図4
102円の売り注文が成立したため「状態」が
・新規 買:100円 … 成立済
・決済 売:102円 … 成立済
へと変化します。
「待機中」は、トラリピ注文で決済トレールをご利用の際に、特によく表記される項目です。
なお、注文の状態は取引画面メニュー「注文履歴」でご確認いただけます。