週初の窓開け※などによって、決済対象のポジションが指定した価格よりも安く買えている(あるいは高く売れている)可能性があります。
※窓開け … 週末の終値(おわりね)と週初の始値(はじめね)が大きく乖離すること。
(例)1000米ドルのリピートイフダン
新規・買: 100円
決済・売: 101円
利益金額: 1000円
① 上記のリピートイフダンは、 通常、100円で買って、101円で売ることにより、1000円の利益を獲得します。
② しかし、いわゆる “窓開け” などで、週初のスタート価格が(たとえば)99.80円で始まった場合…。
③ 買の注文は(100円ではなく)99.80円で成立します(つまり “より安く買うことができた” という状況が発生します)。
④ すると、99.80円で買ったポジションは、売値である101円を待たずに、100.80円まで上昇した時点で、利益金額が(当初指定した)1000円に到達します。
しかし、売値は101円のため、このとき決済は成立しません(決済されません)。
⑤ そして、レートが101円に到達すると、決済が成立します。
利益は、安く買えたことにより、1200円まで拡大します。
このようなときに「指定した利益金額に達しているのに決済されない」という状況が発生します。
なお、決済後、リピート機能によって自動的に注文される新規・買の価格は(99.80円ではなく)100円となります。
ご注意ください
取引開始時の注文成立に関するルール
https://www.m2j.co.jp/m2jfx-guide/rule-open